陸奥国はどんな土地だったのか
陸奥国は一国で現在の東北四県分にあたる広大な国で、統一した支配者はいませんでした。室町幕府の奥州探題を務めた大崎氏が現在の宮城県北部を、葛西氏がその東を治め、多賀城周辺には留守氏がいます。
伊達氏はもともと現在の福島県伊達郡を本拠とし、米沢(出羽国)へ移った家です。政宗が家督を継いだ1584年以降、南奥州へ急速に版図を広げました。摺上原の戦いで蘆名氏を破り、会津まで手に入れます。
しかし1590年の奥州仕置で会津は没収され、大崎・葛西も改易されました。政宗は最終的に岩出山を経て仙台へ移り、ここで仙台藩62万石が始まります。現在の宮城県域が一つの領国としてまとまるのは、戦国が終わってからのことでした。





