小倉城とは
小倉城は、豊前国(現在の福岡県北九州市小倉北区)に築かれた城で、中世以来この地にあった城を細川忠興が大規模に改修したものである。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで東軍に属した忠興は、丹後国田辺から豊前一国と豊後国の一部あわせて約40万石を与えられ、まず中津城に入った。
その後、慶長7年(1602年)から居城を小倉に移し、大規模な城郭・城下町の整備に着手した。約7年をかけて築かれた天守は、破風を持たず上層が下層よりも張り出す「唐造(からづくり)」と呼ばれる特異な様式であったと伝わる。細川氏は寛永9年(1632年)に肥後熊本へ転封となり、以後は小笠原氏が幕末まで小倉藩主を務めた。



