八代城とは
八代城は、肥後国八代(現在の熊本県八代市)に築かれた城で、別名を松江城ともいう。元和5年(1619年)の地震で麦島城が損壊したことを受け、当時の肥後熊本藩主・加藤忠広の家臣である加藤正方によって元和8年(1622年)頃に築かれたとされる。
寛永9年(1632年)、加藤氏の改易により細川忠利(細川忠興の子)が肥後熊本54万石に入封すると、幕府の命により忠興(隠居後は三斎と号した)自身が八代城に入り、北の丸に隠居所を構えた。一国一城令のもとで例外的に熊本城と八代城の「一国二城」が認められた事例として知られる。忠興は正保2年(1645年)に八代城で没し、その後は家老の松井興長が城代となり、以後幕末まで松井家が代々八代城代を世襲した。



