興国寺城とは
興国寺城は、駿河国と伊豆国の国境に近い駿東郡(現在の静岡県沼津市根古屋)に築かれた平山城である。築城の時期や築いた人物については諸説あるが、15世紀後期に駿河守護・今川氏によって築かれたとする説が有力である。
長享2年(1488年)頃、今川氏の家督争い(今川義忠没後の内紛)を鎮めた功により、伊勢新九郎盛時(後の北条早雲)がこの城と富士郡下方十二郷を今川氏親から与えられ、城主となった。早雲はここを拠点に勢力を伸ばし、明応2年(1493年)には伊豆の堀越公方・足利茶々丸を攻めて伊豆を平定、後に本拠を伊豆韮山、さらには相模小田原へと移していく。この経緯から、興国寺城は戦国大名・後北条氏発祥の地として伝えられている。




