日山城とは
日山城(日野山城とも表記され、火の山城の別名もある)は、安芸国北部(現在の広島県山県郡北広島町新庄)にあった山城で、毛利氏の重臣であり一族でもある吉川氏の居城である。厳密には毛利元就自身の本拠地ではなく、元就の次男・元春が吉川家へ養子に入って家督を継いだのちに整えた城であり、元就が本拠とした吉田郡山城とは別の城である点には注意が必要。
吉川元春は1550年(天文19年)、それまでの居城であった小倉山城からこの日山城へ本拠を移した。以後、元春・元長・広家と吉川氏三代にわたる居城となり、毛利両川体制の一翼を担う吉川氏の中心地として機能したが、1591年(天正19年)に広家が出雲の月山富田城へ移ったことに伴い廃城となった。現在は「吉川氏城館跡」として国の史跡に指定されている。



